一般社団法人ラーニングイノベーションコンソシアム(LIC)について

【1】代表理事あいさつ 

日本の教育ICT産業発展のために

近年、人的資本管理や企業内教育・研修の領域において、学習管理システム(LMS)から研修管理、タレントマネジメントに至るまで、海外ベンダーの製品・サービスが幅広く採用される傾向が続いています。かつては国内ベンダーが担ってきた教育ICTの領域においても、その存在感は年々薄れており、日本の教育ICT産業の地盤沈下が懸念されています。とりわけ昨今の生成AIの急速な普及は、グローバルプレイヤーのさらなる優位性を高め、この傾向に一層の拍車をかけています。

一方で、大学をはじめとする高等教育機関の教育工学分野においては、日本ならではの独創的な研究も少なくありません。しかしながら、そうした成果が産業界に届き、社会に実装される機会は依然として極めて限られています。この状況は、若手研究者のキャリア選択やモチベーションにも影響を与えかねず、将来の教育ICT人材の育成という観点からも、決して望ましい状況とは言えません。

こうした課題意識のもと、一般社団法人ラーニングイノベーションコンソシアム(LIC)は産学連携を通じた教育ICT業界の活性化と、未来を担う人材育成を活動の重要な柱として位置づけています。その中核を担うのが「ラーニングイノベーショングランプリ」の主催です。高等教育機関による革新的な研究を産業界に広く認知してもらうための橋渡し役として、研究者と実務家が交わる場を提供しています。また、教育ICT産業の発展に寄与する大学発研究の認知向上を含む情報発信活動にも継続的に取り組んでいます。 生成AIの台頭により、教育・研修業界においても従来の常識を覆すような大きな構造変化が進みつつある今、LICの活動が日本の教育ICT産業の持続的な発展に少しでも寄与できることを心より願っております。引き続き、皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。

一般社団法人ラーニングイノベーションコンソシアム
代表理事 川口泰司

【2】ミッション

  1. ラーニングテクノロジーの発展を後押しし、わが国の人材レベル向上に寄与する
    将来を含めた企業の人材育成施策に資する新たなラーニングテクノロジーの調査、発掘、研究、提言、啓蒙により、教育および関連産業の健全な発展を促進し、わが国の人材レベル向上に貢献する。
  2. 学術と産業界をつなぐ架け橋としての役割を果たす。
    上記の一環として、ラーニングイノベーショングランプリや研究グループ活動を通じて、高等教育機関発のこれまでにない学習・教育方法やスタイル、革新的なラーニングテクノロジーを発掘し、新たな学習・教育環境を提案する。これにより、学術と産業界との懸け橋としての役割を果たす。

【3】主な活動内容

ミッションを達成するために、以下の具体的な活動を行います。

  1. 研究グループ活動
    先端テーマを掘り下げて理解し、研究を行うグループ活動。生成AI、メタバース、人材育成のためのプラットフォームの在り方などについての研究グループ活動など。
  2. セミナーおよびイベント
    研究会の成果発表や旬のトピックスでの研究者講師招聘など、テクノロジーのトレンドが把握できるセミナーを定期的に開催。
  3. 産学連携活動
    高等教育機関による革新的なラーニングテクノロジーを発掘し、新たな教育・学習スタイルを提案する産学連携活動を推進する。その活動の一環として、2026年に10回目の開催実績を誇るラーニングイノベーショングランプリ(略称LIGP)を位置ている。学会との共創を深化させ共催イベントなど連携を深めていく。

貸借対照表の公告

定款第9章により一般社団法人ラーニングイノベーションコンソシアムの貸借対照表をホームページに掲載し公告します

2024度 貸借対照表
2023度 貸借対照表
2022度 貸借対照表